調査・活動報告
今年生まれた雛32羽に標識を終了

2023年9月6日・7日と中央アルプス駒ケ岳を訪れ、今年生まれた雛を捕獲し、成鳥用の足環付けを行いました。 今回は雛11羽を連れた家族を発見でき(写真1)、11羽全員を捕獲し、それぞれに色の組合せが異なる4個の足環を装着 […]

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調査・活動報告
中央アルプスで今年生まれ雛の捕獲と標識を開始しました

2023年生まれのライチョウの雛達に標識(足環)の装着 ライチョウの雛は、早いものは6月下旬、遅いものでも7月上旬には孵化します。 ですので、雛は8月下旬には孵化から約2ヶ月で、体重は300グラムほどに成長しています(写 […]

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お知らせ
ケージ保護した雛の多くが放鳥一ヶ月後も無事であることを確認

 先に報告しましたが、今年の中央アルプスでは孵化直後のライチョウ5家族を一か月間ケージ保護し、7月30日までに計28羽の雛を放鳥しました。 その後、放鳥した雛の生存状況を調査してきましたが、火打山でのイネ科植物除去が終わ […]

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調査・活動報告
今年も火打山のイネ科植物除去が実施されました

火打山(写真1)のライチョウは、日本最北の繁殖集団で、日本最小の繁殖集団です。 また、日本でライチョウが最も低い場所で繁殖する集団で、最も温暖化の影響を受けている集団でもあることから、現在最も絶滅が懸念されている集団です […]

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お知らせ
2023年のケージ保護が無事終了しました

2023年6月28日から開始された中央アルプス駒ケ岳でのケージ保護は、7月30日までに5家族計28羽の雛を一か月間人の手で守ってやった後に無事放鳥することができ、終了しました。 この間、ケージ保護を手伝っていただきました […]

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お知らせ
2022年那須どうぶつ王国で生まれ、
今年中央アルプス伊那前岳で繁殖した雌の紹介

 黒黒・黒赤の足環を装着した雌は、2022年に那須どうぶつ王国で生まれ、その年の8月に中央アルプス駒ケ岳にヘリで戻された今年1歳になる野生復帰に成功した個体です。この雌は、今年伊那前岳で繁殖しました。 今回は、この雌の卵 […]

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お知らせ
ケージ保護中のライチョウ家族のご紹介

2020年20羽から始まった中央アルプスライチョウ復活事業は、3年目の繁殖期にあたる今年の2023年には、中央アルプス全体で昨年の約2倍にあたる80羽が繁殖しています。  今年の中央アルプス 駒ヶ岳におけるライチョウ家族 […]

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お知らせ
2023年のケージ保護が本格的に始まりました

4家族を収容し、ケージ保護が本格的に始まりました 6月29日に飛来雌の家族をケージに収容した後、7月2日に1家族、3日に2家族を収容し、4ケージに4家族の予定通り収容しました(写真1・2)。 現在ケージ保護中の個体は、雌 […]

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調査・活動報告
孵化した飛来雌の雛6羽を無事ケージに収容しました

6月28日から中央アルプス駒ケ岳にケージ保護のため入山しました。 事前に見つけた巣を点検したところ、飛来雌の巣では27日に雛が無事孵化し(写真1)、翌28日の朝に巣立っていました(写真2)。 29日朝から飛来雌の家族の誘 […]

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お知らせ
飛来雌の巣を発見(2023年度ケージ保護)

 6月28日から開始されるケージ保護に先立って、24日から26日の3日間、駒ケ岳から伊那前岳一帯の巣探しを行いました(写真1・2)。その結果、飛来雌の巣を含む計4巣を発見できました。4巣ともに抱卵中でした。 調査に協力い […]

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