ご挨拶
信州大学に入学してから同大学を退職した現在に至るまで50年以上にわたり様々な鳥を研究し、ようやく鳥の気持ちが分かる心境になりました。
退職後に設立した研究所も今年で発足以来7年目となりますが、鳥の研究と保護活動をより多くの方々と関わりながら進めるため、今回研究所のホームページを開設することにしました。
中村浩志国際鳥類研究所について
平成27(2015)年10月21日に設立した一般財団法人の鳥類研究所です。現在行っている主な活動は、ライチョウの調査と保護活動で、環境省が進める中央アルプスにライチョウを復活させる事業などに取り組んでいます。その他には、猛禽類などの希少鳥類の調査と保護活動の指導助言、市街地にねぐらをとるムクドリやカラスの撃退等も行っています。
現在の主な活動内容
- ライチョウの調査と保護活動
- 2020年に乗鞍岳から中央アルプスにヘリで輸送した3家族を基に、絶滅した中央アルプスに2025年までに100個体のライチョウを復活させる環境省の事業。
- 2015年から2019年に南アルプス北岳で実施したケージ保護した雛のその後の追跡調査。
- 以前から行ってきている南アルプス白根三山と仙丈岳、北アルプス乗鞍岳と焼岳、火打山と焼山におけるなわばり分布調査と雛の生存状況調査。
- その他、ブッポウソウ、コノハズク等の希少鳥類の調査と保護活動
アクセス
一般財団法人
中村浩志国際鳥類研究所
〒380-0934 長野市中御所四丁目2番地 第2中御所ビル3F
JR長野駅 善光寺口より約700m、徒歩 約9分
国道18号に面しており、ホテル信濃路の東隣りのビルです。
駐車場は、事務所のあるビルの西側にあります。「3-2中村」をご利用ください。
なお駐車場への道は一方通行の細い道です。南側からお入りください。