昨年に実施いたしました
中央アルプスにライチョウを復活させる
クラウドファンディングにご協力いただき、
ありがとうございました。
改めてお礼申し上げます。

皆様からお寄せ頂いた資金は、ライチョウの保護や啓発活動等のために利用をさていただきました。2023年3月末までの2022年度の収支決算を下記にご報告をさせていただきます。

クラウドファンディング関係収支状況

2023年3月31日現在

収入の部 
項 目
クラウドファンディング収入¥6,285.000.-
現金寄付¥2,203,000.-
グッズ売り上げ収入
 ・2022年10月第20回ライチョウ会議大会
 ・2023年2月 大町市ライチョウイベント
 ・2023年3月 長野市ライチョウイベント
¥1,724,810.-
収入の部 計¥10,212,810.-
 
支出の部
項 目金 額
クラウドファンディング諸経費
 内訳:返礼品等グッズ購入費:   ¥1,831,341.-
    用品・消耗品    :       ¥36,666.-
    取扱手数料(CFサイト利用料): ¥1,257,000.-
    返礼品送料     :    ¥134,540.-
¥3,259.547.-
活動費
 内訳:中ア 猿の追い払い費用                ¥1,500,000-
    火打山 イネ科植物除去 補助        ¥222,200.-
    その他      \47,340.-
¥1,769,540.-
啓発イベント開催費
 ・2023年2月大町市ライチョウイベント
 ・2023年3月長野市ライチョウイベント
¥728,449.-
支出の部 計¥5,757,536.-
収支差額¥4,455,274.-

以上、収入の部 合計:¥10,212,810.-、支出の部の 合計:¥5,757,536.-となり
収支差額は¥4,455,274.-となりました。

これらの余った費用は、今年度以降の活動費、イベント開催費、グッズ制作費などに使わせていただきたいと考えております。

イベント会場でのグッズ販売
クラウドファンディング返礼品の例
2022年ケージ保護 参加メンバーの一部
火打山でのイネ科植物除去作業
大町市で開催したライチョウイベント

おかげ様で2020年に20羽から出発した中央アルプスのライチョウ復活事業は、3年目にあたる今年は中央アルプス全体で100個体ほどが繁殖するまでに数を増やすことができました。

今年度も環境省による様々な調査と保護活動が予定されています。研究所のホームページには、今後もライチョウ調査や保護活殿の様子をニュースとして掲載いたしますので、時々御覧になって頂けたらと思います。また、ホームページには今年の駒ケ岳でのケージ保護、火打山でのイネ科植物の除去作業の日時等も掲載しますので、ご参加いただけたらと思います。

2022年 木曽駒ケ岳 山頂山荘 近傍に設置した保護ケージ前にて

引き続いてライチョウの保護に関心を持って頂き、ご理解とご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

2023年4月10日
一般財団法人 中村浩志国際鳥類研究所
代表理事 中村 浩志