2018年に中央アルプスに飛来した雌のヒナが今年は6月26日にふ化し、翌27日の朝に巣立ちました。
巣立ち直後から家族の誘導を開始し、その日の午後に家族をケージに収容しました。
この飛来雌は、今年は6卵を産みましたが、孵化したのは5羽で、1卵は無精卵のため巣立ち後の巣に残されていました。この飛来雌を含め、これから約1ヶ月間に渡り、孵化直後の家族を人の手で捕食者と悪天候から守ってやる今年度のケージ保護が始まります。
今年の駒ケ岳でのケージ保護の詳細は、7月中旬に環境省信越事務所から報道発表される予定です。