調査・活動報告

調査・活動報告
2024年3月3日 長野県 池田町でライチョウ講演会が開催されました

今回の講演会は、池田町にある「カフェ風のいろ」さん主催、池田町教育委員会後援で開催することができました。 2時間ほどの会の第一部は、「ライチョウを絶滅させないために-保護活動の現状と課題―」と題した私の講演会、第2部は「 […]

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お知らせ
2024年1月28日開催 ライチョウ復活報告会のご報告

 研究所のホームページで事前にお知らせしましたように、先月1月28日に中央アルプスの麓の宮田村で、「中央アルプス ライチョウ復活報告会」が開催されました。 当日は、会場の宮田村村民会館大ホールに130人ほどの方にご参加い […]

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調査・活動報告
2023年最後のライチョウ調査を実施しました

2023年10月25日~27日の3日間、中央アルプス駒ケ岳で今年最後のライチョウ調査を実施しました。 3日間とも秋晴れの天気でしたが、この間に計45羽のライチョウを確認できました。うち40羽はすでに足環つきの個体で、5羽 […]

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調査・活動報告
来年のケージ保護で使う果実を確保しました

秋には、様々な高山植物が果実をつけます。クロマメ(写真1)、コケモモ(写真2)、ガンコウラン(写真3)、シラタマノキ(写真4)などの果実です。これらは、ライチョウの秋の餌となります。乗鞍岳での9月の調査では、ライチョウの […]

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調査・活動報告
南アルプス北岳・間ノ岳 秋のライチョウ調査報告

この10月12日~14日の3日間、北岳~間ノ岳のライチョウ調査に行ってきました。同行いただいたのは田中洋典さんと大竹優子さんです(写真1・2)。 3日間とも晴天で、南は伊豆半島の山々から北は北アルプスまで、中部山岳の山を […]

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調査・活動報告
動物園から中央アルプスに戻した3羽を無事放鳥しました(2023年9月30日)

9月26日、動物園で飼育していたライチョウ3羽を故郷の中央アルプスに戻し、現地に設置したケージ(写真1)で環境に慣らした後、30日に無事放鳥しました。 3羽は、長野市茶臼山動物園で飼育されていた雄1羽と雌1羽、栃木県の那 […]

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調査・活動報告
今年生まれた雛32羽に標識を終了

2023年9月6日・7日と中央アルプス駒ケ岳を訪れ、今年生まれた雛を捕獲し、成鳥用の足環付けを行いました。 今回は雛11羽を連れた家族を発見でき(写真1)、11羽全員を捕獲し、それぞれに色の組合せが異なる4個の足環を装着 […]

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調査・活動報告
中央アルプスで今年生まれ雛の捕獲と標識を開始しました

2023年生まれのライチョウの雛達に標識(足環)の装着 ライチョウの雛は、早いものは6月下旬、遅いものでも7月上旬には孵化します。 ですので、雛は8月下旬には孵化から約2ヶ月で、体重は300グラムほどに成長しています(写 […]

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お知らせ
ケージ保護した雛の多くが放鳥一ヶ月後も無事であることを確認

 先に報告しましたが、今年の中央アルプスでは孵化直後のライチョウ5家族を一か月間ケージ保護し、7月30日までに計28羽の雛を放鳥しました。 その後、放鳥した雛の生存状況を調査してきましたが、火打山でのイネ科植物除去が終わ […]

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調査・活動報告
今年も火打山のイネ科植物除去が実施されました

火打山(写真1)のライチョウは、日本最北の繁殖集団で、日本最小の繁殖集団です。 また、日本でライチョウが最も低い場所で繁殖する集団で、最も温暖化の影響を受けている集団でもあることから、現在最も絶滅が懸念されている集団です […]

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