サン・アルプス大町で2023年2月25日・26日に開催されたライチョウイベントの紹介
ライチョウについて広く知って頂くためのライチョウイベントが2023年2月25・26日に長野県大町市のサン・アルプス大町で開催されました。
このイベントは、市立大町山岳博物と当研究所の共催で開催されました。2023年2月21日・22日・23日の3日間は、長野県大町市にある私立大町山岳博物館で開催され、その後に会場をサン・アルプス大町に移して開催されたものです。
今回のイベントのテーマは「ライチョウのこれからを考える」でした。
2階の会場入口では、ライチョウグッズと書籍が販売されました。
また、1階の入り口から2階への階段、2階のロビーには、70枚ほどのライチョウの写真が展示されました。
講演会では、中村先生による「解明されたライチョウの生態と進化」と「中央アルプスにライチョウを復活させる」の講演、市立大町山岳博物館の栗林さんによる「山博のライチョウ飼育への挑戦」の3つの講演がありました。
昼の休憩時間後、30分間のミニコンサートがありました。
初日の25日には恩田美佳さんによるフルートと押切さちさんによる箏の共演、2日目の26日には恩田さんによるフルートと市川美穂さんによるピアノの共演があり、宮城道雄の「春の海」、中田章の「早春賦」、サン=サーンスの「白鳥」、久石譲の「鳥の人-風の谷のナウシカ」などが演奏されました。
中村先生によるサイン会も行われました。
中村先生と直にお会いして話をするトーク会も開かれました。
希望者には展示写真の前で中村先生との記念撮影も行われました。
今回のイベントは、次の世代を担う小中学生にも多く参加いただき、ライチョウの将来を託す意図での開催でした。
両日合わせて400人ほどの方にご参加いただきました。地元大町、白馬、安曇野など長野県の方の他に、東京、名古屋、富山など遠方から参加者も多くありました。
今回のイベントは、昨年4月に松本の「信毎メディアガーデン」で開催したライチョウイベントに続く2回目の開催で、3回目は今月の3月24日~26日に長野市芸術館で開催されます。