12月20日 駒ケ根でライチョウ復活報告会の開催

 今年は梅雨開けが早かったこともあり、多くの雛が育ちました(写真1・2)。中央アルプス全体でこの秋に捕獲・標識した雛数は124羽、捕獲できなかった個体は25羽で、合わせて150羽ほどになりました。

また、今年は200羽ほどが繁殖し、その多くが生き残っていますので、合計350羽ほどが現在中央アルプスに生息しています。

 冬の間にライチョウはほとんど死亡しませんので、来年は300個体以上の繁殖が期待されます。わずか6年で、もとの乗鞍岳の集団(約150羽)の2倍になり、中央アルプスの集団は完全に復活しました。

写真1:飛写真1 2025年にも無事ヒナをふ化させた飛来雌
写真2 飛来雌と同じ馬の背尾根で5羽の雛をふ化させた家族

 この復活は、多くの方々の協力により成し遂げることができましたので、この12月20日に環境省主催の「中央アルプスライチョウ復活報告会」を駒ケ根市で開催することになりました(チラシ参照)。

 この奇跡ともいえる復活がどのようになされたのかについて報告し、中央アルプスのライチョウの将来について考えてみたいと思います。

報告会の最後には、「復活した中央アルプスのライチョウの保護と活用の今後」と題した意見交換会があります。

 年末の時期になってしまいましたが、復活した中央アルプスのライチョウを一緒に考える機会としたいと思います。

多くの皆様のご参加をお待ちしています。

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