研究所への資金援助

 当研究所のライチョウ保護活動に対し、今年に入り以下の3つの団体から資金援助をいただきました。

ここに報告させていただき、心からお礼申し上げます。

岡谷エコーロータリークラブ様から支援金

「地球のために何かをしたい」をテーマに活動されている岡谷エコーロータリークラブが来年クラブ創立35周年を迎えるにあたり、記念事業として当研究所が携わる「中央アルプスにライチョウを復活させる事業」に支援金をいただけることになりました。

写真1 岡谷エコーロータリークラブ会長河西明様からの目録贈呈

9月9日に中央アルプス千畳敷カールで目録の贈呈式が行われ、会長の河西明様から支援金の目録が手渡されました(写真1・2)。

写真2 贈呈式後河西様との記念写真

贈呈式には川岸小学校児童30名ほども参加され(写真3)、その後千畳敷カール記念ハイキングが行われました。

写真3 参加者全員による記念写真

株式会社ゴールドウイン様からレインギア等の提供

 昨年、株式会社ゴールドウイン様からのレインギア10着とテント一張りを提供いただきましたが、今年7月も新たにレインギア5着と登山靴一足を提供いただきました。

 ライチョウの調査と保護活動は、高山で実施されますので、長時間にわたり活動で重要になるのが雨風に対するしっかりしたレインギアと呼ばれる雨具です。

写真4 中央アルプス頂上山荘裏での2023年ケージ保護

 今年も中央アルプス駒ケ岳で実施されたケージ保護で多くの参加者の方に使っていただいたほか(写真4)、南アルプス白根三山、仙丈岳、中央アルプス、乗鞍岳、火打山でのライチョウ調査でも使わせていただいております(写真5・6)。

写真5 2023年4月レインギアを着た信州大学山岳部の学生さんと乗鞍岳調査
写真6 2023年9月中央アルプス伊那前岳で

株式会社アトリエ安藤忠雄」様から支援金

 2021年9月の第7回安藤忠雄文化財団賞の副賞としてライチョウの調査と保護活動に資金援助していただいています。

その後、これまで2回にわたり支援金の提供を受けていますが、今年7月には「株式会社アトリエ安藤忠雄」様から資金援助をいただきました。