栂池高原で白いライチョウを観察
3月21日~23日の3日間、北アルプス北部の栂池高原を訪れ(写真1)、越冬中の白いライチョウを観察しました。同行したのは、信濃毎日新聞社写真映像部の2人の記者です。4月から始まるライチョウ写真企画に合わせた撮影でした。
初日には、オオシラビソの林で休息する3羽の雌の群れを見つけ、撮影しました(写真2)。
2日目には雄1羽と雌2羽の計3羽群れ(写真3・4)と単独の雄1羽、3日目は雌1羽を観察できました。
乗鞍岳では、冬の間雄と雌が一緒に観察されることは少ないのですが、栂池高原では雌雄が一緒に過ごしていることが珍しくないとのことでした。
この時期は、雌雄ともに白い冬羽ですが、4月に入ると雄が先に繁殖羽への換羽が始まります。1ヶ月後の5月には雄は黒い繁殖羽になりますが、雌の方ややや遅れて茶色の繁殖羽に換羽します。
これから雪解けが本格化するとともにライチョウは繁殖羽への換羽が開始され、繁殖地の高山帯に戻ってからは繁殖活動が活発になります。
今回は、昨年の10月以来5ヶ月ぶりのライチョウ調査となりましたが、4月からは高山帯でのライチョウ調査が今年も本格的に始まります。今年は、中央アルプス駒ヶ岳でのケージ保護は行われませんが、そのほかの調査は例年通り行われます。
今年もライチョウの調査と保護活動への参加と協力、よろしくお願いいたします。