日本山岳会の今年度「秩父宮記念山岳賞」を受賞しました

 今年度の「秩父宮記念山岳賞」は、私と京都大学名誉教授の酒井治孝さんが受賞することになりました。

私の受賞理由は、中央アルプスにライチョウを復活させる事業を環境省に働きかけ、計画段階から現地での作業までの総指揮をとり、事業の成功に貢献したことでした。

 12月7日、新宿京王プラザホテルで開催された日本山岳会年次晩餐会(写真1)の記念講演会で、受賞記念講演を行いました。

記念講演会には、天皇陛下もプライベートでご参加され、講演会後には懇談する機会を頂きました。

 陛下がご参加されたことで会場は撮影禁止となり、日本山岳会が写真と講演動画の撮影を行いました。その記念講演会の様子と私の講演を撮影した動画が、後程日本山岳会から提供されましたら、研究所のホームページに掲載しますので、ご覧いただきたいと思います。

写真1 会場となった京王プラザホテルの玄関前で

 記念講演会に続いて、年次晩餐会が開催され(写真2)、そこで秩父宮記念山岳賞の受賞式が行われました(写真3・4)。

写真2 400名ほどが参加した晩餐会会場の様子
写真3 日本山岳会会長の橋本しおりさんから「秩父宮記念山岳賞」の楯の授与
写真4 橋本会長さん、一緒に受賞した酒井さんと共に授賞式後のお披露目

受賞者挨拶(写真5)の後は、鏡開き(写真6)となりました。400人ほどが参加した晩餐会では、多くの方と懇談する良い機会となりました。

写真5 授賞式後の受賞者挨拶
写真6 酒造会社の法被を着て鏡開き
今回の受賞は、環境省をはじめ多くの機関と一般の方々のご理解とご協力のもとになしえたものです。お世話になった皆様に、改めて心からお礼申し上げます。