調査・活動報告
中央アルプス北部地域2024年10月末時点のライチョウ確認状況
2024年10月25日~27日の調査 この10月には、乗鞍岳、火打山、南アルプス仙丈岳のライチョウ調査の他、14日・15日と25日~27日の2回にわたり、宝剣岳以北の中央アルプス北部地域一帯のライチョウの生息状況調査を […]
野生復帰7雛のうち6羽の生存を確認
動物園で人の手で育てた雛7羽を9月17日から一週間中央アルプス駒ヶ岳で現地の環境に慣らした後、23日に放鳥し野生に戻しました。その7羽のその後の様子を調査するため、9月28日から30日の3日間、駒ケ岳を訪れました。その […]
ライチョウ飼育の長年の課題 野生復帰技術の確立
ライチョウ飼育の最終目標 人の手で育てたライチョウの雛を山に放鳥し、絶滅を回避する技術の確立は、50年以上にわたるライチョウ飼育の歴史の中で当初からの最終目標でした。それを妨げていたのが腸内細菌の問題とアイメリア原虫の感 […]
信濃毎日新聞主催 ライチョウの講演会が開催されました
7月30日にケージ保護が終了した後、2つのライチョウ講演会が行われました。以前にご紹介した長野県主催の「令和6年度信州山岳アカデミー」と信濃毎日新聞主催のライチョウ講演会です。 松本にある信毎メデイアガーデンで8月1 […]
2024年のケージ保護は7月30日に終了しました
6月27日から始まった中央アルプス駒ヶ岳でのライチョウのケージ保護は、7月30日にすべてを終了しました。今年は、頂上山荘の裏に3ケージを設置し、孵化直後の3家族をケージに収容し、一ヶ月後の7月29日に放鳥しました(写真 […]
2024年 中央アルプス ライチョウのケージ保護活動
写真と動画によるケージ保護の解説 中央アルプス駒ヶ岳で6月27日からスタートしたケージ保護は、開始から10日間が経過しました。現在3個のケージ(写真1)に3家族(雌親3羽+雛計18羽)を収容し(写真2)、ケージ保護を実 […]
中ア駒ヶ岳でケージ保護が始まりました
4年目になる2024年中ア駒ヶ岳でのケージ保護が6月27日から開始しました。頂上山荘の裏に3ケージを設置し(写真1)、28日に1家族、29日に2家族を収容でき、3家族のケージ保護がスタートしました。 29日に収容した […]
2024年のケージ保護の準備が整いました
中央アルプス駒ヶ岳では、風衝地の高山植物が一斉に芽吹いて花をつけ(写真1)、ライチョウの雛がもうすぐ孵化する時期となりました。6月21・22日の両日、ライチョウの巣探しに駒ケ岳を訪れました。 ケージ保護を予定している […]
超党派「山の日」議員連盟総会でライチョウの講演
令和6年6月19日、衆議院第1議員会館で開催された超党派「山の日」議員連盟第28回総会(資料1)で、ライチョウの講演を行いました(写真1・2)。 演題は、「日本の高山のシンボル ライチョウ」(パワポ1)。 日本のライチョ […]
中央アルプス飛来雌 今年も生存
この5月7日~10日、駒ヶ岳のある中央アルプス北部地域でライチョウ調査を実施しました。その折、絶滅した中央アルプスに半世紀ぶりに飛来した飛来雌(足環:赤赤・赤赤)が、今年も無事であることが確認できました(写真1)。 […]