冬の野鳥撮影
今回は、水浴びをする鳥の写真を多く撮影でき、私も楽しいひと時を過ごすことができました。
私が妃殿下と最初にお会いしたのは、1998年に長野で開催された冬季オリンピックでした。それを機会に、その後も県内各地にバードウォッチングにお見えになりました(写真10)。
高円宮殿下がお亡くなりになった後は、妃殿下の関心は鳥の観察に鳥の写真撮影が加わりました。殿下が残された写真機材で、鳥の撮影も始められたのです。それ以来、これまで20年間にわたり毎年2,3回ほど、鳥の撮影に長野に来訪されています。
公務でお忙しい妃殿下にとって、鳥の写真撮影は唯一の息抜きとなっておられます。妃殿下の鳥の撮影技術は、プロ級のレベルといっても良いでしょう。ご自身で撮影された鳥の写真で毎年鳥のカレンダーを制作されている他、「婦人画報」鳥のエッセイ連載でも撮影された鳥の写真を使われています。
今回も多くの鳥を撮影されましたので、妃殿下の次のカレンダーやエッセイで今回撮影された写真をご披露頂けるものと思います。